佐鳴湖公園の新緑

浜松公園緑地協会

2023年04月11日 16:40

佐鳴湖公園の新緑

4月11日(火)今日の佐鳴湖公園は、朝から晴れ渡り、さわやかな風が吹いていました。
公園内のソメイヨシノの花は、既に葉桜になっています。
変わって、八重桜の花が、満開を迎えています。

西岸ひょうたん池付近は、メタセコイアが芽吹き、やわらかな緑色の新緑が美しい景色を
演出していました。


公園内の道路に沿って、メタセコイアの並木も青空に映えていました。
メタセコイアは、秋の紅葉が美しいことから別名曙杉(あけぼのすぎ)とも言われます。

メタセコイアの実をご存じですか?

秋に長い柄がついた小さなサクランボのような球果ができます。
球果は直径2~3センチほどで、10~11月頃には褐色に熟しますが、どんぐりのように
秋に落下せず、冬の間じゅう枝に残り、翌春に落下します。

今、多くの実が落下中です。園路よく見ていただくと、たくさん落ちています。


常緑樹のクスノキもこの季節は、衣替え。
秋の落葉のシーズン
古い葉っぱを落とし、新しい葉に入れ替わります。


この道をサクサクとクスノキの落葉の上を歩くと香りが漂ってきます。
サクサク音を立てて歩いてみてください。

クスノキは、クスノキ科の植物です。
クスノキ科には*精油を含み,芳香をもつ種が多いことで知られています。
枝や葉を傷付けると,クスノキの精油の主成分である、いわゆる樟脳(しょうのう)の
香りが漂います。
これは、衣類の防虫剤に使用されているものだそうです。
<*植物から得られる芳香のある揮発性の油を精油(せいゆ)という。>

春の公園は、意外と魅力がいっぱい、週末家族で散策して見てください。

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