7月の野草(自然)観察会
こんにちは。公園管理人です
ぎりぎりまで雨で危ぶまれましたが,7月の野草観察会も無事開催されました。
体調チェック,手指消毒完了。ソーシャルデスタンスを守ったら,さあ出発です。
今日一番の目玉はヒノキバヤドリギの「花」です。
その名のとおりヒノキの葉っぱのような見た目のヤドリギで,ツバキ科の樹木などに半寄生します。
赤丸でかこんだあたり… もじゃもじゃとヒノキの葉っぱのようなもの,見えますでしょうか。
近くでみるとこんな感じなのですが,葉っぱのような(実際は茎)ところの節々についている黄色い点々。
なんと,これが花なんです!
大きさは1ミリもありません。皆さんには虫めがねで観ていただきました。
あまりに小さいのでカメラに拡大鏡をつけて撮ってみました。
解説をしてくださる神保先生も長年観察してきて初めて見たとのこと!!
花のサイズは極小ですが,なんて貴重な体験でしょう。
ヌスビトハギ
シロバナサクラタデ
北岸で群生していますが,奥まったところなので教えてもらわないと気が付かないかもしれません。
センニンソウの花は涼しげで良いですね。
キンゴジカ 漢字では金午時花と書きます。
外来種も多い佐鳴湖公園ですが,本日は在来種がたくさん観察できたように思います。
雨もひどくなく曇り空もちょうど涼しくて,なかなか快適な観察会でした。
次回の野草観察会は8月27日(木)開催です。
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