2020年02月10日

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家

感じたままに、自由に遊ぶ

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家

豊かな緑の中にいくつもの遊具があり、さらに赤電を間近に見られるとあって、小さな子どもから人気の美薗中央公園。画家として活躍する野村ちひろさんも、2人のお子さんと一緒にこの公園でよく遊ぶそう。公園を散策しながら、お仕事のこと、公園の魅力を教えてもらいました。

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家
▲野村ちひろさん


場の空気感を大切にした表現活動


出身は青森県八戸市で、転勤で浜松に来ました。青森とはちがって、冬でも外でのびのび遊べることに感動しました(笑)。6年前まで公園の近くに住んでいて、いまは夫の実家に引っ越し、自分のアトリエを構えています。

18歳の頃から絵を描き始め、現在は絵画や壁画、グラフィックデザイン、ライブペイントのお仕事をしています。ライブペイントは屋外ですることも多く、音楽を流しながら、その場の空気感を大切に、感じたままを抽象画として表現しています。

子どもたちって絵の具が大好きなんですね。そこで、1年半ほど前からイベント出店限定で、お絵かきワークショップを始めました。私が普段使っているアクリル絵の具や、四角やハート型のキャンバスを持ち込んで、自由に絵を描いてもらうというもの。

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家
▲子どもたちとお絵かきワークショップの様子

子どもから大人の方まで、毎回30名ほどが参加してくれます。細かな決まりはなく、何を書いてもOK。すぐに描き終わっちゃう子もいれば、じっくり描き込む大人など、さまざまな人がいて、私も毎回楽しみにしています。ワークショップを通じて、絵の具に触れること、絵を描く気持ちよさを感じてもらえたらうれしいですね。


飽きずに遊べる仕掛けがいっぱい


美薗中央公園は、自分の結婚式の自己紹介ムービーを桜広場で撮影した思い出の場所でもあります。妊娠中は運動不足解消でよく散歩に来ていました。引っ越してからも、5歳と2歳の子どもを連れて、いまでもこの公園に遊びに来ています。

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家
▲何気ない一角も、子どもにとっては最高の遊び場

この公園のいいところは、平坦で見通しがきくこと。子どもが遠くで遊んでいても、ちゃんと見守れる。あと、シャボン玉やボール遊びができる多目的広場や、遊具や砂場のある広場、木の実などを拾える丘になったどんぐり広場など、年齢を問わず遊べる場所があるのも魅力で、子どもたちも飽きずに遊んでいますよ。

やはり何と言っても、赤電が公園のすぐそばを走っているのはポイントが高いです。2歳の子はトーマスが好きで電車に夢中なんです。先日もパパと子どもが赤電に乗って、美薗中央公園駅から移動。私は車で追いかけ、隣の駅でピックアップして家に帰りました。駐車場があって、駅近の公園ならではの楽しみ方ですよね。

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家
▲赤電が通り過ぎるまでずっと目で追っている

木陰も多く、子どもたちの自主性に任せて自由に遊べるこの公園は、私がライブペイントで大切にしていることと、どこか通じていると感じました。だから、引っ越しをしても、何度もここに遊びに来てしまうんだと思います。

美薗地域取材 02野村ちひろさん/画家
●活動情報
野村ちひろ

イベント限定でお絵かきワークショップを開催。
詳細はウェブで確認を。
http://chihiro-nomura.com/
info@chihiro-nomura.com

美薗中央公園Facebookはじめました
https://www.facebook.com/misono.nakaze/?modal=admin_todo_tour


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