七草がゆ

浜松公園緑地協会

2014年01月06日 19:41

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

万葉の森公園では、新年早々の1月5日(日)に
万葉お楽しみ講座「七草粥を作ろう」を開催しました。

「七草粥」
言葉は聞いたことがあっても、
食べたことがない人も多いのではないでしょうか?

昨日は、春の七草や七草粥のことをちょっと学びながら、
七草粥を作って楽しみました



春の七草

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

なのですが。




「セリは、セリ。スズナ・スズシロは、カブ・ダイコンのこと。」
ふむふむ。食するもので違和感なし。

「ナズナはぺんぺん草のことですね。」
「ゴギョウは、ハハコグサのこと。黄色い花の咲く・・・」

「えっ~、家に生えてる草!!」

みなさん、なんとなくは知ってたりしても、名前がうろ覚えだったり、
実際に、説明を受けると、びっくりしたり。


園内では、スズナ・スズシロ・セリなどが見られます。
植物を見学した後は、七草粥を実際に作ります。

最近は、七草セットをスーパーで売ってたりするので、用意するのも簡単です。
ただ、七草粥に入れるのは、必ずしも春の七草というわけではないようです。
地方によって違ったり。お餅を入れる~、というところもあったり。
みなさんのおうちは、どんな七草粥ですか?

七草粥は、一年の無病息災を祈って、1月6日の夜に準備し、
1月7日の朝に粥を炊き、朝食として食するもの。
お正月に味の濃いものやご馳走をたくさん食べて
疲れた胃を休めましょう、ということも言われています。


七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン 

と歌いながら、包丁の背などでたたいて細かくします。



土鍋でおかゆを炊いてます

炊けたかな~


七草を入れて

できた~

今回の講師、月草の会さんが、ゆべし、梅干し、干し柿など
手づくりのお粥のお供を提供してくれました。
みなさんこちらの作り方にも興味津々のようでした。

今回参加してくださったみなさんは、とても積極的。
お粥を食べ終わってからも、図鑑をみながら、植物の復習。


月草の会さんが提供する万葉食にも関心をもっていただきました



日本の風習って、良いものだと改めて感じました。
みなさんも、七草粥を食べて元気に一年を過ごしましょう

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